ネガティブを嫌悪しないのはけっこう難しいですよ。
人間最初は絶対に「苦しみから逃れたい」っていう動機でなにかを始めますからね。
人間はみんな苦しみには限界があるので
それから逃れたいと思って、
・真理探究をする
・スピリチュアルにはまる
・セックス依存症になる
・薬物依存症になる
・ギャンブル依存症になる
・買い物依存症になる
・アルコール依存症になる
人間は「苦しみから逃れたい」という衝動から色々なものに救いを求めて手を出します。
んで、そこから「自分で自分を癒す方法に出会いました」
一番最初の「苦しみから逃れたい」という動機がなければ、
「自分で自分を癒す方法」を探すことも出会うこともなかったでしょう。
次に、
「自分で自分を癒す方法」を試しているときに
「孤独感を癒したい」と孤独感を癒しのテーマにして癒します。
癒されました。
次の癒しのテーマに移行してください。
これはOKな例です。
次に、
「自分で自分を癒す方法」を試しているときに
「孤独感を癒したい」と孤独感を癒しのテーマにして癒します。
癒されませんでした。
何度も何度も繰り返し孤独感を癒すためにやりましたが、癒されませんでした。
「なんでこんなにやってるのに孤独感が癒されないのよ！
寂しい！孤独だ！これをどうしても癒したい！！」
となるはずです。
これはつまり癒しのテーマは
最初の孤独感ではなく、
「孤独感を癒したいという執着＝なんでこんなにやってるのに孤独感が癒されないのよ！
寂しい！孤独だ！これをどうしても癒したい！！」
これになっているのにそれに気づかずに孤独感を癒しのテーマにしているわけです。
テーマが実は移行していることに顕在意識がどれぐらい気づくかが重要です。
なので、
「孤独感を癒したいという執着＝なんでこんなにやってるのに孤独感が癒されないのよ！
寂しい！孤独だ！これをどうしても癒したい！！」
これが「ネガティブを嫌悪する気持ち」ってやつです。
一番最初のOKの成功例は「ネガティブを嫌悪する気持ち」を癒す必要はなかったですよね？
孤独感が癒されたから。
でも孤独感を癒したい気持ちが執着になっていて
「まだ癒されない！まだ癒されない！」とひもじい気持ちになっているなら
その孤独感を嫌悪する気持ちを癒しましょうってことですね。
自分がいまなにを「不快」に思っているのかってことですね。
これにどれだけ早く気づけるかってことです。
ただねぇ、これ、
ジャッジ能力が高いと心の負担が増えるときがあるんですよね。
ほんのわずかな心のゆらぎもすべて癒しの対象なんですけど、
気づきすぎて「あぁまたやらないといけないのか、、、」ってめんどくなって
心の負担が増えるフェーズあります。
それってあれなんですよ。
「完璧でなければならない」
「不快は一瞬も感じない空を目指しているのだから」という
完璧主義が招くなんですよね。
その完璧主義を癒した方がいいです。
なにが心の負担になっていて、「不快」になっているのか。
完璧主義なんですよ。
それにどれぐらいの速度で気づくかですね。
そもそもの目的が楽に生きたかったんじゃないの？ってところなんで
完璧主義はある段階までは役に立つかもしれません。
一番最初の「苦しみから解放されたいというネガティブを嫌悪する気持ち」も最初は役に立ちます。
それと一緒で、「ネガティブを嫌悪する気持ち」も「完璧な空を目指そうとする気持ち」も
どっちもいらないフェーズにいつか差し掛かります。
「ネガティブってそんなに悪いものやったんやったっけ？
癒すべき対象なんだっけ？
そのうち人間の苦しみが理解できなくなるかもしれん」
なんかそのうち「ジャッジしている自分をジャッジしなくなる」みたいなね。
それって
「空じゃないんじゃないの？
世界に反対側を生み出すんじゃないの？
来世があるんじゃないの？」
これらって恐れなんですよね。
この恐れがなくなったら、
もはや
どうでもいいんじゃないか？
いままで言ってきたことすべてをひっくり返すよそのうちこの男。
みたいな感じになるかもしれません。
ひっくり返しても矛盾してる感じがしないんだなぁ。
うぃー
でも空・中庸・ダルマになる手段は毎日やるけどね。
毎日やるの毎日忘れそうになってるけど笑
でも絶対的に癒すべきものなんてあるのよね。
殺意だって怒りだって、もっとドロドロしたもの持ってるはずなのよ。
根源的な死の恐怖だってまだあるでしょうに。
自分を肉体だと思ってるでしょうに。
でもなんで癒さないといけないんだっけ？
動機がわからん。
これは144面体の自己理解の最中のつまずいてるフェーズなんだろうか。
天に聞いてみたら「つまずいてるフェーズ」だってさ笑
いや、おまえからみたら常につまずいてるフェーズやろ。
おまえが厳しすぎねん。
おまえが癒されろよ。
ハハハじゃねぇよー笑
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