ある人にストレスになることも、
ほかの人にはストレスになるとは限りません。
ストレスになるかならないかは、
あなたの「内部の」プログラミングにかかっているのです。
細胞生物学者ブルース・リプトン博士が実施し発表した
スタンフォード大学医学部の調査によると、
病気の最低でも95％がストレスに原因があり、
残りの５％は遺伝子が原因だが、
それも祖先の誰かがストレスを受けたためだと報告している。
つまりそれはストレスで傷ついた遺伝子を受け継いでいるということ。
家系・遺伝で何かの病気になりやすいのはずっと脈々とストレスを受け継いでいるということです。
私たちの細胞は交感神経がONになる危機的瞬間には
栄養素、ミネラル、必須脂肪酸などを受け入れたり、
老廃物や毒素を除去したりせず生き残るのに必要な活動以外はすべてが停止してしまう。
こうして細胞内は有害で成長も修復もできない環境となり危機が去った後も
ストレスが続いたままだと損傷を起こす。
さきほどの状況とは正反対に
開かれ、成長し、癒しの状態にある細胞は文字通り、
病気を寄せ付けないことが発見されている。
「成長や癒しの状態にある細胞は病気を寄せ付けない」
病気とはストレスという精神的圧力のもとで壊れてしまった、
最ももろい部分にほかなりません。
もしあなたが健康問題を抱えているなら
すべての健康問題は生理的ストレスが原因なのです。
生理的ストレスは視床下部・下垂体・副腎皮質系を通して作られます。
サウスウェスタン大学医学部の研究結果は、
現在、不治と思われている病気を治す手段は
将来、細胞記憶を癒す方法を見つけ出すことにある、
と結論付けている。
人間の細胞を試験管の中に入れ、試験管を握り、
辛いことを考えるように被験者に指示を出す。
ようするに破壊的記憶を思い出してもらい、
その後研究者は試験管からDNAを取り出し検査すると、
DNAは文字通り傷ついてのだ。
今度はいい記憶を思い浮かべてもらうと
治癒効果が表れていることが発見されている。
NY大学医学センターの医師は慢性痛をはじめとするさまざまな病気は
潜在意識のなかで抑圧された怒りや激怒によって発症したものだと主張している。
「自分の内部にこのようなマイナスの感情を抱いていることに気づかないのは、
あなたが意識していないからです」
細胞記憶は細胞に何をすべきかを教える小さな付箋ようなものである。
破壊的な細胞記憶がある場合、付箋は細胞に間違ったことをするように命じている。
「間違ったこと」とは、危機的状況でもないのにストレス状態に移行しろ、ということである。
誤った信念は必要もないのに身体にストレス反応を起こす
私たちの誰もが人生の中に怒り、悲しみ、恐怖、混乱、罪悪感、失望、無価値感といった
記憶を数多く持っています。
内面にこのようなマイナスの感情をすべて抱えているのは、損なことです。
細胞記憶や潜在意識を癒さずにいると
健康、人間関係、仕事などでその代価を支払うはめになるでしょう。
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