潜在意識に直接働きかけ、恐怖のプログラムを削除して、
愛の状態を初期設定にすることができる。
この恐怖は「ストレス反応」とも呼ばれている。
もし恐怖が問題なら恐怖の反対である「愛」が解毒剤になるはずだ。
真実の愛の前では恐怖は存在できなくなる。
これは理にかなった考え方だ。
現にここ数年で科学的な研究によってこの説が裏付けられてきている。
ストレス反応は私たちの中にある「恐怖」から生まれる。
脳はストレスを感じると「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを分泌し
以下のような現象を引き起こす
・頭が働かなくなる
・マイナスな感情が生まれる
・表向きは幸せな顔をしていてもネガティブな態度から生まれる行動をすべてしてしまう
自分の中に愛があると、
愛のホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」が分泌され、
心身のバランスが整えられていい結果につながる。
人の幸せと成功を決める要素を突き止めることが狙いで
ハーバード大学で「グラント・スタディ」と呼ばれる
75年の歳月と2000万ドルが費やされた調査がある。
その結果わかったことは
「すべては『幸せとは愛だ』という言葉に集約できる」
ということだった。
つまり、人生の失敗も成功も、すべて態度や心の状態で決まるということだ。
心の中に恐怖があるか、それとも愛があるかで決まっている。
心の中に恐怖があってストレス反応が起こっている人は幸せも成功も手に入らない。
対して、心の中に愛がある人は、人生の成功が約束されている。
しかもそれは人より努力したからではない。
ただ単に、成功するように「プログラムされている」だけだ。
愛が幸せと成功の鍵になる。
太古の昔から偉大な精神の教師たちはずっとこの原則を教えていた。
ただ私たちが人生に生かす技術を持っていなかっただけだ。
意志の力だけでは顕在意識を動かすことしかできない。
細胞記憶も、人生のあらゆる問題の根源も、すべて潜在意識と無意識の中にある。
人は、外側の状況が実現すれば、内面の状態も手に入ると信じている。
だが、人が本当に求めているのは例外なく内面の状態なのだ。
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